もう既に大きな話題になっていますが、9月30日に任天堂よりソフト30本入りの手のひらサイズファミコン「ファミコンミニ」が11月10日に発売されることが発表されました。
正式名称は「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」。発売当時の外観を約60%に小型化したファミコンです。赤と白の本体カラーもさることながら、イメージ画像のグレーの背景色が当時のパッケージを彷彿させて、当時ファミコンを買うときにワクワクした気持ちが蘇ります。
息子と二人で「こんなん出るんや!」と目を輝かせ、購入しようかどうか検討しているうちにAmazonとヨドバシではあっという間に売り切れてしまいました…。そんなファミコンミニの購入は現在検討中ですが、以下ファミコンミニに対する雑感など。
ファミコンミニの特徴に関して
個人的に気になった点をピックアップ。
リセットボタンでセーブできる
プレイ中にリセットボタンを押すとゲームの進行状況を「中断ポイント」として保存することができるそうです。すばらしい!ふとしたはずみでリセットボタンを間違って押して、ゲームがリセット、下手したらバッテリーバックアップがわやになることがもうないんや!
画面へはHDMIケーブルで接続
モニタへの接続はHDMI端子なので、テレビ以外にPC用液晶モニタにも使える、ということでしょうか。我が家の液晶モニタはDVIなんですが、HDMIとDVIって変換できたっけ…。
電源はUSB端子から
ファミコンミニ本体には電源供給用のUSBケーブルのみ付属。ACアダプターは別売りです。任天堂純正のアダプターはAmazonでも速攻売り切れてプレミア価格になりましたね。純正にこだわらなければ5V/1.0A/5W出力のものが使えるそうです。
2コンのマイクは無し
写真ではコントローラー2にマイク入力があるように見えますが、マイク入力はありません。そんな!「バンゲリングベイ」とか「たけしの挑戦状」とかどうすんの!…今回の収録ソフトには入ってませんでしたね。
ROMカセット差込口はフーフーできない
ファミコンミニはカセット差し替え式ではないので、「あれ、カセット入れたのに動かないな。フーフーしてみよか」といったフーフーはできません。
ファミコンミニ収録ソフトのラインナップ
ファミコンミニは当時のROMカセット交換式ではなく、ソフトがプレインストールされています。収録タイトル全30本は以下の通り。メーカー別に分けてみました。
任天堂
- スーパーマリオブラザーズ
- ゼルダの伝説
- アイスクライマー
- ドクターマリオ
- バルーンファイト
- スーパーマリオUSA
- エキサイトバイク
- スーパーマリオブラザーズ3
- ドンキーコング
- マリオオープンゴルフ
- マリオブラザーズ
- リンクの冒険
- 星のカービィ 夢の泉の物語
- メトロイド
KONAMI
- イー・アル・カンフー
- スーパー魂斗羅
- 悪魔城ドラキュラ
- グラディウス
テクノスジャパン
- ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会
- ダウンタウン熱血物語
- ダブルドラゴンII ザ・リベンジ
テクモ
- つっぱり大相撲
- ソロモンの鍵
- 忍者龍剣伝
ナムコ
- パックマン
- ギャラガ
カプコン
- 魔界村
- ロックマン2 Dr.ワイリーの謎
サンソフト
- アトランチスの謎
スクウェア
- ファイナルファンタジーIII
以上8社、計30タイトルです。任天堂のタイトルが14で半分を切っていますね。発売にあたってはいろいろ苦労があったのではないでしょうか。この中で私がプレイしたことのあるタイトルは12タイトル。ファミコン全盛当時、買いたかったけどお小遣いが足りなくって買えなかったソフトもチラホラありますね。懐かしい…。
個人的には「魔界村」「アイスクライマー」「イー・アル・カンフー」「エキサイトバイク」「グラディウス」あたりの収録が嬉しい。エキサイトバイクのエンジン音は今でも耳にこびりついています。昔はやった横スクロールシューティングの代表格グラディウスは息子にプレイしてもらって悶絶して欲しい。
ラインナップに加えてほしかったソフト
権利関係なんかもあって難しいところもあるでしょうが、個人的にラインナップに入っていたら激しく喜んだであろうタイトルをチョイス。
- SDガンダムワールド ガチャポン戦士2 カプセル戦記(バンダイ)
- パックランド(ナムコ)
- ゼビウス(ナムコ)
- ワルキューレの冒険 時の鍵伝説(ナムコ)
- ドラゴンバスター(ナムコ)
- スペランカー(アイレム)
- 忍者くん 魔城の冒険(ジャレコ)
- 忍者じゃじゃ丸くん(ジャレコ)
- キン肉マン マッスルタッグマッチ(バンダイ)
- ポートピア連続殺人事件(エニックス)
- ドラゴンクエストIII(エニックス)
- ファミコンウォーズ(任天堂)
- 北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ(アスキー)
- 影の伝説(タイトー)
キリがないのでこの辺で。「カプセル戦記」は当時もっともはまったソフトの一つ。壁貫通のハイメガ粒子砲を持つZZで安全圏から敵を撃つのが楽しかった。マッスルタッグマッチはウォーズマン禁止。
ファミコンミニでやりたいこと
というわけでファミコンミニ、まさにファミコン世代のハートを直撃するアイテムです。ソフト30本込みで税抜き5,980円という絶妙な価格設定もいいですね。
我が家は先述の通り現在購入検討中ですが、もしファミコンミニを購入したら息子と二人でいろんなソフトをプレイしたいと思います。そして、
- アイスクライマーで「上がるなよ、俺をおいて上がるなよ!」と言っているのに勝手に上階にジャンプして相方を置き去りにするプレイ
- マリオブラザーズで相方がひっくり返っているカメに近づいている時に「POW」をアタックして元に戻ったカメにあたって相方がアウトになるプレイ
という、当時殴り合い必至のプレイを再現します!
※ファミコンは仲良く遊びましょう。
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