創元社から2015年10月20日に出版された、「10才からはじめるプログラミング図鑑 たのしくまなぶスクラッチ&Python超入門」を買いました。
息子がちょうど10歳。プログラミングに触れても良い年頃かな?と思い、書店で見かけて購入。
帯には「未来の世界を変えるスーパープログラマーをめざそう!」とありますが、別に息子にビル・ゲイツやザッカーバーグのようになってほしい、なんてこれっぽっちも考えていません。
ただ論理的思考を学んだり、何かを作り上げる楽しさを知ってくれたらいいな、ぐらいの気持ちです。
スクラッチとは?
この本の前半では「スクラッチ」について学びます。スクラッチとは、コインでけずるクジのことではありません。

スクラッチ(Scratch)は、MITメディアラボ ライフロングキンダーガーテングループのプロジェクトで、オンラインで無償で利用可能。
命令の書かれたブロックを組み合わせ、スクリプトを作ることによって、プログラミングを学ぶことができるサービスです。
実は以前、息子と一緒にこのスクラッチを触ったことがあるのですが、もう一つうまく使えなくって、挫折してしまったんですよね…。
この本が理解の手助けになったらいいな、というのも購入動機の一つ。
後半はPython(パイソン)
「10才からはじめるプログラミング図鑑」後半では、プログラミング言語「Python」について学びます。
私はPythonをさわったことはありませんが、JavaScriptやPHPであれば軽くさわれるレベル。
そういう目ではありますが、パラパラめくってみたところ、おもしろそうな印象を受けました。
出力や変数・配列といった基本的なことから、関数やバグ・デバッグ、アルゴリズムといった、本格的なプログラミングを学べるようです。
息子の反応
この本を息子に渡すと、早速興味を持って読み始めました。
しばらくすると「スクラッチさわりたい!」と言うので、使っていないノートPCを貸してあげました。本を片手にポチポチさわっているようです。
カラフルなイラストがたくさん載っているので、子どもにも読みやすいのでしょう。
10歳にはちょっと難しいかも?
しかし本書を眺めて正直なところ、「10歳には少し難解なのではないか?」とも思います。
小学校6年生~中学生1・2年生ぐらいで読み始めてもいいのでは?という印象。
まあ本棚に入れておいて、気が向いた時にパラパラめくる、ぐらいの読み方をしたほうが、自然と興味が湧くのかもしれません。
まとめ
以上、「10才からはじめるプログラミング図鑑 たのしくまなぶスクラッチ&Python超入門」を買った、というお話でした。
上記の通り、10歳というのは、本書の対象としては少し早すぎる感がありますが、おそらくキリがいいので10歳という設定にしたのでしょうね(笑)。
そして本書、実はプログラミング未経験の大人が読んでもおもしろいのでは、と思います。私も息子が飽きたら、こっそり奪い返すつもりです(笑)。
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