パソコンには「IME」が入っています。
IMEとは「インプット メソッド エディタ」の略で、「日本語IME」といえば、日本語の文字入力を補助してくれるソフトを指します。
で、私のPCはWindows7なんですが、デフォルトではマイクロソフトの「MS-IME」が入っています。
現在使っているのは「Google日本語入力」です。「ATOK」もIMEですね。
さて、普段パソコンをお使いの方ならば、メールやブログで文章を打つことが多いでしょう。
その中でも定型文といいますか、良く使う文章・フレーズがあると思います。
仕事のメールで言うと、「お世話になっております。」とか、「よろしくお願いいたします。」といった文章を使う頻度が、けっこう高いのではないでしょうか。
そんな時、一文字ずつ入力して変換すると、多少ではありますが時間もかかりますし、うまく変換されなかったり途中の文字を間違ったりすると、「イーッ!」となることも。
そんな時はIMEの「辞書登録」機能を使って、よく使うフレーズを予め設定しておきましょう。以下、MS-IMEとGoogle日本語入力での設定をそれぞれご紹介します。
MS-IMEの場合
コントロールパネルを開き、「時計、言語、および地域」から「キーボードまたは入力方法の変更」を選びます。
ちなみにIMEのツールバーからもできると思うのですが、私の環境ではどこかへおでかけしてしまったので、コンパネから。
開いた画面のタブ「キーボードと言語」から、「キーボードの変更」をクリック。
「テキストサービスと入力言語」が開くので、「全般」から「Microsoft IME」を選び「プロパティ」をクリック。
「辞書/学習」タブから「辞書ツール」のアイコンをクリック。
開いた辞書ツール画面で「編集」→「新規登録」をクリック。長いけどもうちょっと!
「単語の登録」画面が開くので、「読み」に「よ」、「語句」に変換候補となる「よろしくお願いいたします。」を入力し、「登録」をクリックします。
あとはOK、OK、OK牧場で変更を確定させてください。
すると文字を入力する画面、エディタやフォームなどで「よ」と打ちスペースキーから変換候補を出すと、「よろしくお願いいたします。」が候補に出てきます。
画像が「世」になってるのは「世」が選択されているからです。
Google日本語入力の場合
Google日本語入力の場合はこちらの画面から「Google日本語入力」を選び「プロパティ」をクリックすると、
「Google日本語入力のプロバティ」が出るので「辞書」タブから「ユーザ辞書の編集」をクリック。
「追加」をクリックすると入力欄が追加されるので、例えば「よみ」に「お」、「単語」に「お世話になっております。」を入れると、「お」を入力した時に「お世話になっております。」が入力候補に出てきます。
まあGoogle日本語入力は、一度入力した言葉は候補に上がってくることが多いので、ここまでしなくても良いのかもしれませんが、必要に応じてどうぞ。
まとめ
というわけで、お使いのIMEの辞書に単語登録しておくと入力が捗るよ、というお話でした。
Win7という若干古い環境での説明で恐縮ですが、Win8.1でもMacでも他のIMEでも、同様の機能はあるでしょう。
IMEの辞書機能を活用して、メール・ドキュメント作成・ブログの更新などにおける、文書作成のスピードアップを図りましょう。
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