息子が5~6歳ぐらいの時の話。
成長期の子どもって、テレビで聞いたり、幼稚園・学校で友達が使っていたちょっとよろしくない言葉をすぐに使いたがりますよね。ヨチヨチ歩きでカワイイばっかりだった子どもが大きくなって、ある日突然「バカヤロー!」とか言いだして、親たちは「オゥフ!あの天使がWhy?なぜに?」なんて悶絶する。あれ、何ででしょうね?やっぱり悪い言葉にはカッコイイ響きというか、つい口に出してしまう「勢い」があるんでしょうね。
意味を変えずに言い方をマイルドに
まあ仕方ないんですよ。色々な知識がまっさらな頭にインプットされていって、それをアウトプットしていきたいお年ごろなわけで。ある意味、成長の証でもあります。かといって、親としては幼少の頃よりあえて悪い言葉を使わせ続ける道理もありません。そこで我が家ではその言葉の持つ意味を極力変えずに、言い方・言い回しを変える、という実験をしてみました。
「バカ!」→「ウマとシカ!」
「コンチクショー!」→「このワンちゃんニャンちゃん!」
「ク◯!」→「このう◯こちゃん!」
みたいな感じ。
会話がマイルドになった
具体的な会話としては
息子「コンチクショー!」
私 「こら!(やんわりと)」
息子「あ…。このワンちゃんニャンちゃん!」
こんな感じです。ごらんの通り、とても言いにくく、かつマヌケです。もちろん親自身も気をつけねばなりません。私は悔しいことがあると、率先して「ワンちゃんニャンちゃん!」と叫んでました。
しかし言葉をマイルドにすると不思議なもので、言葉の持つ毒気が抜けて、逆に何だか皆が朗らかになります。また置き換える言葉が長いので、そのうち使うのが面倒になってくる。「会話がマイルドに → 家庭円満 → 妻、苦笑い」の3コンボ達成です。
まとめ
子どもが悪い言葉・汚い言葉を覚えるのは自然の道理です。しかしそれをただ禁止するだけでなく、ちょっとおもしろい方向にシフトしてみると、逆に楽しくなってくる、かもしれません。成長期のお子様をお持ちの方は、ぜひマヌケな会話を楽しんでみてください。
※文章で書くとすごく伝わりにくいのですが、半分ネタとして生温かく見守ってください。
コメント