少し前、何の脈絡もなくいなり寿司が食べたくなりました。それもいろんな種類の。
妻に相談したところ、今度の夕飯をおいなりさんにしてくれるとのこと。
やったね!
しかし、ただいなり寿司を作ってお皿に持ってはい召し上がれ、ではもう一つおもしろくない(※おもしろくする理由は一つもありません)。
そこで家族銘々が自分のお皿にすし飯を盛り、好きな食材を加えて油揚げに詰める、手巻き寿司ならぬ「手詰めいなり」スタイルで、いなり寿司を食することにしました。
手詰めいなりの準備
それでは食材を準備します。まずはおあげさん。
本当は油揚げを鍋で煮て、味付けするところから始めたかったのですが、時間がなかったため割愛。
市販の16枚入り300円ほどの、おいなりさん用油揚げを買いました。
こんなのです。
続いて酢飯。固めに炊いたご飯にすし酢をよく絡め、ゴマを振ります。このままでも食べれます。
そして酢飯に混ぜる具材。手巻き寿司ではなくおいなりさん用なので、かなり地味ですね(笑)。
刻みきんぴら、梅肉、大葉(しそ)、鮭フレーク、海苔の佃煮。
あと写真にはありませんが、きゅうりのキューちゃんを用意しました。
食べます
準備も完了。夕飯の時間になったのでいただきますをして、手詰めいなりスタート。
お皿に適当な酢飯をよそい、まずは大葉と梅肉を混ぜてみました。しば漬けなんかを混ぜてもおいしいかも。
お揚げを開いて、混ぜたすし飯をギュッギュッと詰めたら出来上がり。意外と簡単にできました。
ちょっとご飯、盛りすぎですかね。ではいただきます。
…梅肉と大葉の酸味が、いなり寿司によく合います。おいしい!
そうそう、こんなのが食べたかったんです。こんなに簡単にできるんだったら、もっと早くすればよかった。
こちらは息子の作った、鮭フレークおいなり。ちょっとご飯が足りない感じですかね。でも初めてにしてはよくできています。
うまいうまい、と頬張っておりました。
これはきんぴら+大葉に、きゅうりのキューちゃんを混ぜたもの。細かく刻む手間を惜しんだので見た目大雑把です(笑)。
お味はキューちゃんがコリコリといいアクセントで、なかなかでした。
これは海苔の佃煮(ごはんですよ)+大葉。どっかでおいなりさんに海苔の佃煮を入れる、といったレシピを見かけた気がしたのでチャレンジ。
…まあまあかな(笑)。
ただ酢飯が苦手な子どもさんにはウケると思います。そしてごはんですよは、普通にウマイ。
まとめ
というわけで、手巻き寿司ならぬ手詰めいなりをやったよ、というお話でした。
おあげさんにご飯を詰めるの、結構難しいかとおもいきや、存外簡単でした。
そして、自分で好きな具をチョイスしてカスタマイズしたおいなりさんを食べる。いつもとは違う楽しみがあります。
ただ手はベッタベタになるので、おしぼり必須。
酢飯は余っても、海苔で手巻き寿司にしたり、チラシ寿司にして食べれるので、おあげさんがなくなっても安心です。
具材はつけもの系を充実させると、食感が変化して楽しいかも。高菜とかわさびの葉なんかもいいですね。
そんな楽しい夕餉の最中、息子が一言。
「僕にもおいなりさんが2つあるよ!」
…やめれ!俺が教えたことがすぐバレるやないか!ほら、お母さんが冷たい目でこっち見てるぅ!
おあとがよろしいようで。(よろしくない)
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