ご飯に味噌汁をかけて食べるのが好きです。いわゆる「ねこまんま」というやつ。
晩ごはんは「白ご飯+おかず+味噌汁」というパターンが多いのですが、ちょっとおかずのボリュームが少なかったりする時は、おかわりの時にご飯に味噌汁をかけてかっこみます。
白米にお味噌の味が染みてくるのがウマイんですよね。ちょっとお行儀悪いけど。
で、先日もねこまんまを食していたところ、妻から気になる一言が。
「ねこまんまって、関西は『ご飯+お味噌汁』で、関東は『ご飯と鰹節を混ぜたもの』なんだってね」
な、なんだってーっ!初めて聞いたよ…。
「ねこまんま」とは
毎度毎度のWiki頼みでなんですが、ねこまんまについて調べてみました。
そもそも「ねこまんま」とは「ねこめし、にゃんこめしとも呼ばれる、ご飯の食べ方に与えられる通称」と、「字義通りネコの餌」という二種類の意味があるそうで。
で、先ほどの「関西と関東でねこまんまが違う」話なんですが、確かに書いています。
飯に鰹節をかけて混ぜ込んだものをねこまんまと呼ぶ地方は、主に東日本に見られる。
汁をかけた飯をねこまんまと呼ぶ地方は、主に西日本に見られる。
ほんまや。ちなみに関西のねこまんまは「犬飯」とも呼ばれるそうで。ねこ関係なくなってるし。
「ねこまんま」は「汁+飯」or「鰹節+飯」?
しかしホントに関西と関東で、「ねこまんま」の定義が変わっているのか?
もう少しググってみると(ヒマだな)、興味深いページが。

出ました僕らのヤホー知恵袋。こちらに軽~く目を通してみると…。
確かに北部は鰹節飯、南部は味噌汁飯の傾向もありますが、その逆も結構目につきます。
まあ交通手段の発達していない昔ならいざしらず、今や日本国内を自由に行き来できる時代。
昔は境目を示す「ねこまんま線」があったのかもしれませんが、それも薄れてきた、ということでしょうか(適当)。
話はそれますが
ねこまんまで思い出した話。子どものころ、ご飯にお味噌汁をかけたところ、お汁が茶碗に入りきらずにこぼれてしまいました。
それを見かねた母。
「戦国時代、ある武将が茶碗に味噌汁を注いだところ、お汁が器からあふれたの。それを見た部下達は、『ああ、この人は味噌汁の分量さえも測れない人なのだ。(先が読めないので)これでは戦に勝つことはできないだろう』と思い、やがて人が離れていったのよ」
ホントかよ。そして私はお茶碗を大きくしてもらいました。
…あれ、なんか違うな…。
最後に
話が大きくずれましたが、「ねこまんま」も人やところによっては、その意味するものが違うかも、というお話でした。
そして日本のどこかを幻の「ねこまんま線」がさまよっている…。ミステリーとロマンを感じます。
ところで食卓で「ねこのえさ」も意味する「ねこまんま」っていうの、ちょっとアレですよね。
我が家では少しお上品に「ニャンちゃんごはん」と呼んでいます。
コメント