湯豆腐の思い出

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最近めっきり気温がさがって来ましたね。いよいよ本格的な冬到来、でしょうか。あわてて冬物衣類を出しています。

そしてこの季節になるとウマイのが鍋。寒い夜につつく鍋料理は最高ですね。我が家でもラーメン鍋やらうどんすきやらいろいろな鍋を食べますが、そんな時にふと頭に浮かんだ湯豆腐の思い出。

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晩ごはんは湯豆腐

小学生時分の話。子どもの頃は学校から帰ると「晩ごはん、何?」がお約束。その日も当然のように母に晩ごはんの献立を訪ねました。すると母、「今日は湯豆腐よ」

「湯豆腐」というものがもう一つピンとこなかった当時。でも豆腐はキライではありません。麻婆豆腐みたいなもんかな?勝手に想像を膨らませななら晩ごはんの時間。白ご飯と共に並んだお鍋は…

お鍋にふつふつと沸いたお湯の中に、大きめにカットされた白い豆腐が浮かんでるだけ。お鍋の周りにはポン酢と薬味、そして白ご飯。お鍋がなんとなく「湯豆腐」らしいということは察しがつきましたが、えーと、お肉とかないんですか?奥さん。

「いただきまーす」

そんな子どもの逡巡など知る由もなく食事をすすめる母。せめてソーセージを焼いてくれ、などと言えるはずもなく、とりあえず食べてみようかと豆腐をすくってポン酢に付ける私。ポン酢にまみれた豆腐と白ご飯を口に運んで咀嚼しました。

ポン酢ごはんやないか…。

今でこそ「豆腐の味」もそれなりに分かりますが、小学生にとっては味がないにも等しいただのたんぱく質のやわい固まり。なんだか釈然としないまま食事を終えたのを覚えています。その後は湯豆腐の時に何らかの副菜が出てくるようになったのですが、あの時ばかりはそれもなく。母の真意は結局わからずじまいでした。

今は具入り「湯豆腐」

そして家庭を持った今、湯豆腐は具入りになりました。豆腐の他には白菜・長ネギ・キノコ類・お肉(豚 or 鶏)・うどんをごった煮。ポン酢につけていただきます。それ湯豆腐なの?と思われるかもしれませんが、一応そういう食べ方もあるようです。

湯豆腐 – Wikipedia

いろいろな具を入れるのは妻の作り方ですが、どうしてそういう風に作るようになったかは覚えていないそうな。ま、ご飯のおかずになれば何でもいいです(笑)。そんな湯豆腐の登板が待ち遠しい今日このごろ。

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