夏休みももう少しで終わりの息子。朝、ベッドに寝転がって何をしているかと思いきや、絵本を読んでいました。
覗いてみると、私も好きな絵本。絵本が本棚にあると目に止まった時、ついつい手にとってしまいますね。良い絵本は年齢を問わず、楽しいものです。
そこで大人が読んでも子どもが読んでも楽しめる、おもしろい絵本を5作、ご紹介します。
おすすめの絵本リスト
「バムケロ」シリーズ
トップバッターは島田ゆか氏の「バムケロ」シリーズ。犬のバムとカエルのケロちゃんが主人公のカワイイ絵本。
写真では2冊ですが、「バムとケロのにちようび」「バムとケロのそらのたび」「バムとケロのさむいあさ」「バムとケロのおかいもの」「バムとケロのもりのこや」の5作が発売中。
もちろん我が家ではシリーズ全部そろえています。
島田ゆか「バムとケロのおかいもの」より
島田ゆか作品の特徴は、その書き込みの緻密さ!
主役だけでなく、ちっちゃなサブキャラクターにもミニストーリーがあったりして、読み返すたびに新しい発見があります。
なんど読んでもあきない、楽しい絵本です。
きょうはなんのひ?
続いては瀬田貞二 作・林明子 絵の、「きょうはなんのひ?」です。
これは私も子どもの時に読みました!定番の絵本ですね。
子どもに読んで欲しいのと、私ももう一度読みたい!という気持ちで手に入れました。
瀬田貞二 作・林明子 絵「きょうはなんのひ?」より
小学生のまみこちゃんが、出掛けに残した「おかあさん、きょうはなんのひかしってる?」というメッセージ。
おかあさんは階段でまみこちゃんの手紙を見つけて…というストーリー。
かわいい謎解きときれいなイラストで、話にぐいぐい引き込まれます。
この「きょうはなんのひ?」、初版から35年(!)経っていますが、全く色褪せない魅力がありますね。年齢を問わずに楽しめる絵本です。
「ムッシュ・ムニエル」シリーズ
佐々木マキ氏の「ムッシュ・ムニエル」シリーズ。
佐々木マキさんは絵本をいっぱい描いていますね。村上春樹さんの小説のカバー絵なども手がけています。
「ムッシュ・ムニエルをごしょうかいします」は、これまた私も子ども時分にお世話になりました。
佐々木マキさんの絵本、すごい好きなんです。
佐々木マキ「ムッシュ・ムニエルをごしょうかいします」P6・7より
やぎの魔術師、ムッシュ・ムニエルは、とある町で少年をさらって弟子にしようとします。
しかしちょっと間の抜けたムッシュ・ムニエル。はたして彼のもくろみは成功するのでしょうか?
ご覧の通り、ちょっとマンガチックな作りで、デザインセンスにあふれています。
怪しげだけど、どこかにくめないヤギの魔術師、ムッシュ・ムニエルが実にいい味出してます。
「コんガらガっち」シリーズ
ユーフラテス作「コんガらガっち」シリーズです。
「ユーフラテス」は、「ピタゴラスイッチ」の制作を担当しているグループ。道理で子どもの心をがっちりつかむ、さすがの作りになっています。
ユーフラテス「コんガらガっち あっちこっち すすめ!の本」P16・17より
内容はしりとり風だったりすごろく風だったり、今風な「遊べる絵本」です。うちでもイヤというほど遊びました(笑)。
ちなみに表紙の黒いキャラクターは「いぐら」。「いるか」と「もぐら」がこんがらがっているそうな。
読み聞かせより絵本で遊びたい!という元気なお子様におすすめです。
とりかえっこ
最後はさとうわきこ 作・二俣英五郎 絵の「とりかえっこ」。
散歩に出たひよこちゃんが、行く先々で会う動物たちと、鳴き声をとりかえっこして…という絵本。
さとうわきこ 作・二俣英五郎 絵「とりかえっこ」P7より
これはもう、ひよこちゃんがとにかくかわいい!
「とりかえっこ」というシンプルなルールで、わかりやすいのもいいですね。
そしてこの絵本にはもう一つ利点が。文字が少ないので読み聞かせがラクです(笑)。
でも絵を見てるだけで、子どもは楽しめると思いますよ。かわいい絵が大好きな人にもおすすめしたい一冊。
まとめ
以上、「大人が読んでもおもしろい!家族で楽しめる絵本5選」でした。おもしろそうな絵本は見つかりましたでしょうか。ご参考になれば幸いです。
コメント