ストーカー対策におっさんをレンタルした体験を描いたコミックエッセイ | ネットタイガー

ストーカー対策におっさんをレンタルした体験を描いたコミックエッセイ

コミケでストーカーに悩む作者が、対策に「おっさんレンタル」サービスを利用した体験を描いたコミックエッセイを読みました。

こちら、竹書房バンブーコミックスから発売の、いづみみなみ著『コミケにて「おっさんレンタル」で売り子をお願いした話』です。

「コミケ」で「おっさんレンタル」で、「ネタかよ!」と思わずツッこんでしまうタイトルですが、多少の演出はあっても人物・会話・場所等はすべてノンフィクションとのこと。

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主な内容

この『コミケにて「おっさんレンタル」で売り子をお願いした話』は表題のコミケ編ほか、三人のおっさんをレンタルした話をまとめたものです。

「コミケ売り子編」はツイッター公開分、「開運オッサン編」は竹書房「まんがライフWIN」公開分、そして「少年の心を持つうんちマン編」は完全書き下ろし。

「コミケ売り子編」はコミケに出没するストーカーに悩むいづみみなみ氏が、友人の助言でブースに男性を存在させるべく「おっさんレンタル」からおっさんを借りる、という体験記録。

レンタルされたおっさんの外見は一部実写真で記載、プロフィールもモノホンです。ちなみに「おっさんレンタル」は実在のサービスで、今サイトを見たら漫画に載ってた人がドンピシャでいました。このリアル感。

イケてると勘違いしているおっさんを1時間1000円からレンタル予約できるサービスです。雑談から内緒話(笑)、パシりまで、おっさんがあなたのニーズにお応えします。お客様が利益を得る事、お客様が幸せにならない依頼はお断りしています(^^)全国のおっさんは、CEO西本の面接試験に合格したおっさんですので、ご安心してレンタルし...

「開運オッサン編」はこのレポ漫画を単行本化するためにもう一人おっさんをレンタルしてみる話。レンタルした人はそのまんまの「開運オッサン」で、その人に作者の運勢と竹書房の運勢を占ってもらうことに。結末や如何に。

最後「少年の心を持つうんちマン編」は漫画家としてのあり方に悩む作者が、実はゲーム会社の社長である「うんちマン」にカレー屋で(おい)助言を請うお話。

感想

というわけで『コミケにて「おっさんレンタル」で売り子をお願いした話』感想。

おもしろい。

何がおもしろいって、「おっさんレンタル」というサービス、そしてレンタルされるおっさんの人柄。

「おっさんレンタル」は文字通りおっさんを1時間1000円から借りられるサービスですが、そこに登録している人はどれもそれなりの社会的なステータスのある人物だそうで。

社会貢献をしていたり、お金持ちだったり、仕事ができたり、なのでそもそもがそんじょそこらのおっさんとは違います。

そんなおっさんの活躍が、いづみみなみ氏のライトな絵柄でおもしろおかしく語られ。ツッコミのテンポがいいっすね。軽妙なノリで読みやすいです。

コミケ編もおもしろいのですが、オススメは「少年の心を持つうんちマン編」。作者の相談にのるおっさんの答え、なりはなんですが実に的確。そりゃ人気も出ますね。

しかし若干、難もあり。

それは「コミケ売り子編」。内容じゃなくって、ツイッター公開分を元にしたからか、とかく読みにくい。

数ページ→アイキャッチ的余白ページ→「前回の続き」から始まる→以下繰り返し~

で、テンポが悪く、話に乗り切れません。ツイッター公開時の内容を見ていないので比較はできませんが、単行本化にあたってもう少し読みやすく改訂して欲しかったところ。

もちろん予算や時間もあるだろうから修正とか軽々しくできないんだろうな、とは想像できますが、一冊の本として見るとクオリティ低めと言わざるをえない。

今後は「SNS・WEBの連載をまとめました」的な本はちょっと注意が必要だな、というのが個人的に印象に残りました。

まとめ

以上、コミックエッセイ『コミケにて「おっさんレンタル」で売り子をお願いした話』でした。

少し不満も書きましたが、それはあくまでも体裁の話。内容は興味深く読めました。

男性の手を借りたい、悩み事を相談したい、とにかく誰かと話したいなどなど。「おっさんレンタル」というサービスに興味を持っている方、より詳しく知りたい方はおもしろおかしく参考にできるのでは。

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