おもしろかった漫画12作品(2015) | ネットタイガー

おもしろかった漫画12作品(2015)

今年もあと少しで終わり。ということで2015年に読んでおもしろかった漫画12作品を紹介します。選出ルールは

  • 2015年に紙書籍または電子書籍の早い方が発売されている
  • 年内にシリーズが1冊でも発売されていればOK
  • 新作に限る(再編集版などは対象外)

です。

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沙村広明「波よ聞いてくれ」

1巻が2015/5/22に発売。沙村広明氏といえば劇画調の迫力ある漫画を描かれますが、その画力はそのままにユニークな設定と軽妙なトークが爆発。主人公・ミナレがラジオの生番組にカチコミをかける第一話からグイグイ物語に引きこまれます。そしてまた1巻がいいところで終わってるんだ…!来年2月に2巻が発売されるようなので、引き続き期待。

杉本亜未「ファンタジウム」

9巻が2015/7/23に発売。ディスレクシア(難読症)を持つ少年マジシャン・長見良の物語も9巻を持って完結しました。1巻で良は保護者代わりの北条に、「俺がかわいそうだから来てくれる(関わる)のか?」と聞きます。そのセリフを読んで私も「良がかわいそうだから作品が気になるのか?」と自問しました。答えは…否!良がスーパーな魔法使いだから気になるのだ!彼の成長と活躍に期待するから物語に惹きつけられるのだ!強い意志と類まれなる魔法の力を持つ良は、いつでも私のスーパーヒーローでした。そんな良の躍動がもう見れないのはさびしいものですが、無事完結となったのは一ファンとして嬉しい限り。杉本亜未先生、お疲れ様でした。

今市子「百鬼夜行抄」

文庫15巻が2015/1/7に発売(※文庫派です)。巻を重なるにつれてストーリーに大きな動きもなくなり(笑)、延々と律はじめ飯島家に関わる怪異が描かれるわけですが、まあそれも良いかと。高い画力と魅力的なキャラクターで描かれる「ちょっとゾッとする話」を、今後もダラダラと楽しみたい(褒めてます)。律と司は…やっぱりくっつかないんでしょうね。律の叔父・開の活躍にも期待したい。来年文庫版16巻が出るので楽しみです。

九井諒子「ダンジョン飯」

2巻が2015/8/12に発売。「このマンガがすごい!2016 オトコ編」で一位をとったこともあり、今さら何をか言わんやですが、2015年避けては通れない作品です。強いて難を挙げるとすればRPGをやったことがないとその面白みが半減するところでしょうか。しかしドラクエレベルの知識があれば必要十分。主人公パーティーの食料現地調達大冒険にニヤニヤ笑いがとまりません。そして小道具の活かし方やRPG世界のお約束を逆手に取った発想に、九井諒子ってやっぱりスゴイなぁ、と再認識することしきり。

山崎紗也夏「サイレーン」

2015/3/23発売の7巻を持って完結したサイコ・サスペンス。ドラマ化もされましたね(見てないけど…)。緊迫感のあふれる展開にドキドキする、これぞサスペンス漫画、でした。山崎紗也夏氏の作品はいくつか読みましたが、「はるか17」も「シマシマ」もラストはもう一つピンとこず。しかしこの「サイレーン」は全7巻と手頃な巻数で、最後まで楽しめる作品でした。そして何より「橘カラ」というモンスターを産みだしたことを評価したい。

宮田紘次「犬神姫にくちづけ」

完結巻6巻が2015/9/14に発売。と同時に宮田紘次先生の遺作となってしまいました。氏の新作が読めないと思うと、返す返すも残念でなりません。そしてこの「犬神姫にくちづけ」、作品も6巻でキレイに完結。ページせましと縦横無尽に暴れ回るキャラクター達、そしてちょっとはずかしくなるようなラブコメで楽しませてもらいました。終盤の展開には少しホロリ。宮田先生、楽しい作品をありがとうございました!天国でまた楽しい漫画を描かれんことを。

那州雪絵「魔法使いの娘ニ非ズ」

5巻が2015/4/25に発売。前作「魔法使いの娘」から数えると通算13巻。主人公・初音と兵吾のゆるゆる退魔業が相も変わらず楽しいです。そして時折ほんのり怖かったり。「百鬼夜行抄」同様、魔を描く漫画ながらまた違った魅力があります。やっぱり前作から読んでいると、初音と兵吾の二人に特別な思い入れができますね。そして「目的」の成就にはもう少しかかりそうなので、急かずに末永く楽しんでいきたい作品です。掲載誌の「ウィングス」はどちらかというと女性向けと思われますが、本作は男女の別なく読めるので男性諸氏も是非作品に触れてみてください。今は電子書籍もあるので読みやすいのでは。

河合克敏「とめはねっ!鈴里高校書道部」

14巻が2015/5/29に発売。ヤングサンデー休刊にともないビッグコミックスピリッツに移籍した本作も14巻で完結。書道の楽しさ、奥深さを教えてくれた良作です。私は書道は小~中学校ぐらいでしか触れたことはありませんが、この「とめはねっ!」で多くの知見を得ることができました。そして縁・結希はじめ、書道に情熱を燃やす登場人物達の熱意に、大きく刺激を受けました。老若男女におすすめしたい漫画。きっと何かをはじめたくなるはず。

眉月じゅん「恋は雨上がりのように」

3巻が2015/9/11に発売。陸上の夢破れた女子高生が歳の離れたファミレスの店長に恋をする、というラブストーリー。結構な人気になっているようで。作品中に漂うなんとも言えないせつない空気にみな惹きつけられてしまうのでしょうか。私は主人公・あきらと店長の「表情」にこの漫画の魅力を感じます。キャラクターの気持ちを読者に想像させずにはいられない、というか。ところでこういう話ってオチをつけるのがホントに難しそう。くっついてもくっつかなくっても。どんな結末を迎えるのか、2016年も注目です。

太田垣康男「機動戦士ガンダム サンダーボルト」

7巻が2015/12/25に発売。私は電子書籍派で7巻はまだ電書化されていないので6巻まで読了。ガンダムの漫画としてはトップレベルのおもしろさを持つ「サンダーボルト」。3巻のア・バオア・クー戦で終わるのかな?と思いきやまさかの地上戦オリジナル展開に突入。アトラスガンダムは時代背景を考えるとオーバースペックすぎる気もしますが、太田垣氏によってリファインされた旧MS群がいずれも魅力的。登場するたびにテレビアニメで新型MSが出た時のような興奮を覚えます。策謀渦巻く連邦VS南洋同盟の闘いから目が離せない、今後も要チェックな一作。

太田モアレ「鉄風」

最終8巻が2015/10/7に発売。Amazonのレビューを見てもらえればわかりますが、完結にあたりかなり賛否がわかれているようで。が、私は好きです。確かに広げた風呂敷を畳めなかった感はありますが、休載などを繰り返していた状況を考えると良く完結させてくれたな、と。女子総合格闘技の魅力が全8巻、それぞれの闘いで楽しめます。特に夏央VSゆず子の決勝戦開始直後の打ち合いは、一巻のそれを彷彿とさせて震える。本編で描かれることなく終わった可鈴VSリンジィ、竹中VSコルデイロの闘い、また番外編などでやって欲しいところ。

雨隠ギド「甘々と稲妻」

5巻が2015/9/7に発売。当初は小鳥の犬塚先生に対する気持ちなんかもほんのり描かれていました。が、5巻まで進むに至っては犬塚+つむぎ、小鳥+お母さんといった親子・家族の関係にやや強めのスポットが当たっている感じ。笑顔のこぼれる漫画、でいい雰囲気なのではないでしょうか。あったかい食卓を囲む家族、やっぱりいいですよね。そして2016年は大きな変化が訪れるのか、はたまた平穏な日々が続くのか。展開が気になります。

まとめ

以上、2015年発売でおもしろかった漫画、12作品のご紹介でした。うち完結は5作。好きな漫画が終わってしまうのはさびしいけど、楽しませてくれてありがとう!の気持ち。そして継続作品は来年も引き続き、単行本の発売を首を長くして待ちたいと思います。

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