「ふわふわの泉」他、オススメのハヤカワSF小説 | ネットタイガー

「ふわふわの泉」他、オススメのハヤカワSF小説

f:id:naox21:20151128115024j:plain

SFにあまり詳しくないけど、おもしろいSF作品を読んでみたい…という方にオススメのハヤカワSF作品をご紹介。

まずは野尻抱介「ふわふわの泉」。この「ふわふわの泉」は第33回星雲賞(国内のSF文学賞)を受賞した作品。もともとはファミ通文庫から出版され、のち絶版となっていたものが、2012年ハヤカワ文庫から再販された作品です。

ふとしたアクシデントからダイヤモンドより硬くて空気より軽い物質「ふわふわ」を産みだした高校二年生・浅倉泉と一年生・保科昶(あきら)。彼らは金儲けのために「ふわふわ社」を起ち上げ、あれよあれよというまに大企業に。そして「ふわふわ」の可能性はやがて彼らを宇宙へ…といったあらすじ。ライトでお気楽、それでいて本格的なSF小説。これはホントにおもしろい!特にSFがちょっと苦手、という方に手にとっていただきたい作品。科学的な知識も豊富に描かれますがそれは決して堅苦しくなく、むしろ本作の魅力は泉たちの軽妙な会話。テンポ良く一気にラストまで読めるでしょう。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

「ふわふわの泉」がおもしろかったら

そしてもう少しハードなSFを読みたい、と思われたなら、さらに次の野尻抱介作品2つをオススメします。

「太陽の簒奪者」

水星から突如ふきあげられた鉱物資源が太陽をとりまくリングを形成。日照の激減により人類は破滅的な危機を迎える。異星文明へのあこがれを持つ日本人科学者・白石亜紀は宇宙艦ファランクスに乗船し破壊ミッションへと旅立つ…というSF長編小説。地球の危機と異文明とのファーストコンタクトをSFの定番テーマを描いた、手に汗握るSFです。こちらも結構な科学知識が描かれますが、ストーリーメインで追っても充分楽しめるでしょう。

「沈黙のフライバイ」

こちらは短編集。地球外文明との「静かなるファーストコンタクト」を描いた表題作「沈黙のフライバイ」ほか、「轍(わだち)の先にあるもの」「片道切符」「ゆりかごから墓場まで」「大風呂敷と蜘蛛の糸」の計5編を収録しています。「大風呂敷と蜘蛛の糸」は女子大生がふとしたきっかけから有人巨大凧に乗り、高度80kmを目指すお話。どことなく「ふわふわの泉」に通ずるワクワクを感じます。広大な宇宙へのあこがれを抱かずにはいられない一冊。 短編がお好きな方に。

その他、ハヤカワの国内SF作品

「時砂の王」「第六大陸」でおなじみ小川一水氏の時間SF長編。

最後、野尻抱介氏の「ロケットガール」シリーズ。1~4まで一気買い。タイトルがちょっとアレですが(笑)、野尻作品ということで間違いはないでしょう。

というわけで「ふわふわの泉」他、オススメのハヤカワSF小説作品のご紹介でした。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする