カドカワのセールでチェックしておきたい漫画(30代以降向け) | ネットタイガー

カドカワのセールでチェックしておきたい漫画(30代以降向け)

このエントリーを書いている2015年10月現在、各電子書籍サイトで角川書店の漫画作品が半額になるセールを行っています(もう終わったとこもあるかも)。漫画が半額で買えるチャンス、この流れに乗らねば損!…と漫画好きならば思いますよね。でも対象作品は2千冊以上(某電書サイト調べ)。チェックするだけでも大変です。

そしてカドカワ作品、やっぱり若人(わこうど)向けが多い。数ある漫画の中からオッサンが読めそうなものを探すのは大変です。そんな角川の半額セールに備えて、30代以降が楽しめそうなものをチョイス。お気に入りリストに入れておきたい漫画を集めてみました。

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森泉岳士「夜よる傍に」

夜だけ視力がはっきりする少女と、夜ねむれなくなった青年が、幻の絵本「夜をさがして」をめぐって不思議な体験をするファンタジー。作者の森泉岳人氏は、水で描いた描線に墨を落とし、爪楊枝や割り箸で細かいところを仕上げる、といった独特な技法を用いる漫画家さん。最初はその作風に戸惑うかもしれませんが、ページをめくるうちに「この物語はこの技法でしか描けない…!」と納得。幻想的なストーリーも心に残ります。森泉氏の作品としては同じく角川の「祈りと署名」もアダルトな雰囲気でオススメ。

九井諒子「ダンジョン飯」

人気爆発・説明不要、RPGとグルメ漫画を掛けあわせた九井諒子氏の大ヒット漫画。現在2巻まで発売中。ドラゴンに食べられた妹を救い出すために、戦士・ライオスとその仲間たちがダンジョンのモンスター他を調理しながら自給自足で進む、というファンタジー・コメディ。マニアックな描写も多いですが、ドラクエ程度の知識があれば楽しめることうけあい。ボケとツッコミの間合いが絶妙です。しかしこの作品が人気なのは、やはりファンタジーRPGの描写に手抜きがないからなんでしょうね。

士郎正宗「アップルシード」

「攻殻機動隊」の士郎正宗氏のメジャーデビューとなった作品。当時は青心社から出ていましたが、現在は角川より電子版の漫画として復刻。非核大戦後の世界を支配する「オリュンポス」を舞台に、デュナン・ナッツとサイボーグ・ブリアレオスの活躍を描くSFコミック。かれこれ30年前の漫画(!)ですが、色褪せない魅力があります。もともと書き込みの多い作品ですが、電子版になったことで細かい文字が読みにくくなったのは少し残念。4巻+αが出ていますが、未完。

近藤ようこ「五色の舟」

津原泰水氏の原作小説を近藤ようこ氏が漫画化した作品。戦中(第二次世界大戦?)、見世物小屋一座が未来を予言するという怪物「くだん」を求め、行き着いた果ては…?原作小説は未読ですが、近藤ようこ氏のシンプルな線から描かれる幻想的な世界にひきつけられます。淡々と静かに進む物語、そして読んだ後に感じる何ともいえない寂寥感、たまりません。2014年「メディア芸術祭マンガ部門大賞」受賞した漫画です。

タイム涼介「I.C.U.」

元科学者と霊の見えない除霊師、そして霊に悩まされる少女の三人が活躍する、異色の除霊漫画。おどろおどろしく生々しい、心霊や怪奇現象の描写も良いのですが、タイム涼介氏のちょっと軽妙洒脱でテンポの良いセリフ回しもまた魅力的。「見えないから祓える」、という除霊師・或木 仁(アルギニン)が力強くってステキ。全3巻と短い巻数で完結している漫画なので、セールでの一気買いがオススメ。

多田乃伸明「70億の針」

孤独なヘッドホン少女は、アクシデントにより敵を追って地球に来た生命体「テンガイ」と図らずも一体化。そして敵対する「メイルシュトローム」と戦うことに…というSF漫画。「ウルトラマン」世代にはドンピシャな設定。全4巻と少数完結ながら、割りとスケールの大きい話が描かれるハードなSF。そして少しずつ仲間を紡いでいく、一人の少女の成長譚としても。

ゆうきまさみ「機動警察パトレイバー番外編」

本家「機動警察パトレイバー」は小学館ですが、こちらは月刊「ニュータイプ」誌に掲載されたので角川より。サンデー版とはまた違う、洗練されていない懐かしい絵柄にほっこり。40P足らずと短い漫画ですが、セール中に買えば約80円!ファンならば一度は見ておきたいコレクターズ・アイテム。

九井諒子「竜のかわいい七つの子」

再び九井諒子作品。全7編収録、ファンタジー成分多めの短編集。絵に命を吹き込めるほど凄腕だが貧乏な絵描きを描いた昔話風物語「金なし白祿(びゃくろく)」や、竜の鱗を求める王子といわくありげな女の道中を描いた「子がかわいいと竜は鳴く」など、九井氏描く短編の魅力を堪能できる一冊。しかしこの人は本当に絵がうまい。多彩なタッチに圧倒されます。

久慈光久「狼の口 ヴォルフスムント」

14世紀のアルプス地方、難攻不落の関所「ヴォルフスムント(狼の口)」を舞台に、代官・ヴォルフラムと反乱軍の戦いを描く中世ロマン漫画。…なんですが、ちょっと痛々しい表現が多いので、耐性のある方だけどうぞ。度肝を抜かれる第一話がこの作品の傾向の全てを表しています。ヴォルフラムの悪魔的な魅力に酔いしれるも良し、憎むも良し。毛色の変わった漫画が読みたい方におすすめ。いや、おすすめしていいのか…?

まとめ

以上、30代以降の方(もちろんそれ以外の方も)がより楽しめるカドカワ漫画作品をご紹介しました。Amazonをご利用の方はほしい物リストに入れておくと、角川のセールを知ることができたりして便利なのではないでしょうか。またチェックしてみてください。

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