異色のピンボール漫画「FLIP-FLAP(フリップフラップ)」とよ田みのる | ネットタイガー

異色のピンボール漫画「FLIP-FLAP(フリップフラップ)」とよ田みのる

高校卒業の日、いたって普通の青年・深町くんは、憧れの山田さんに告白をする。帰ってきた返事は以外にもOK。ただし条件が。それはピンボール「TWILIGHT PLACE」で謎のプレイヤー「UFO」のハイスコアを超えることだった!山田さんへの愛をかけて、山田ファンクラブの仲間たちとともに、深町くんのピンボール人生が幕を開けた…!

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作者自身の自主レーベルより電子書籍化

…というのが漫画「FLIP-FLAP(フリップフラップ)」の簡単なあらすじ。もともとは2008年に講談社から発売されていた単行本を、作者のとよ田みのる氏自身が「FUNUKE LABEL」として電子化したものだそうです。

とよ田みのるが、2008年に講談社より出版された単行本「FLIP-FLAP」を自ら電子化。Amazon.co.jpにて電子書籍版を発売した。

月刊アフタヌーンに全4回掲載されていた「FLIP-FLAP」他、連載前に読み切りで掲載された「EXTRA BALL / ATTACK FROM MARS」、ゲームサイド2008年12月号掲載の「リアルFLIP-FLAP」、書店POPやホームページ用のイラストなどを収録した豪華版となっています。サービス満点。

ピンボールというゲームについて

「ピンボール」とは、アメリカ生まれの遊技機械。直径1インチの鉄球(スティールボール)が筐体の中を跳ねまわるエキサイティングなゲームです。持ち玉は3個で目的は可能な限りスコアを稼ぐこと。ブランジャーショットでプレイフィールドに鉄球をはじき出し、後はフィールド下部の2つのフリッパーを筐体左右についているボタンで操作するだけの単純明快なゲームです。以上、本書からの受け売り。

ピンボール漫画「FLIP-FLAP」感想

この「FLIP-FLAP」は先述の通り2008年の漫画ですが、私は読むのは初めて。Kindle月替わりセールを見ていてたまたま発見。お値段お手頃だったので購入。…が、なんだこれ、めちゃくちゃおもしろい!山田さんへの告白をきっかけに深町くんがひたすらピンボール道を突き進むのですが、物語の疾走感がハンパない!描かれるのは徹頭徹尾、ピンボールに関連したことのみ。そしてそのノリ・勢いにいつしか深町くんを応援しているような、はたまた自身が深町くんになったかのような熱い気持ちを抱きます。ボールを目で追い、フリッパーで弾き返し、台をバン・バックしてボールを操る。揺らせ!あきらめるな!震えろ!ピンボールという単純な遊戯が、とよ田氏の作画によって極上のエンターテインメントに昇華。手のひらに汗がにじむ…!

ヒシヒシと伝わるピンボール愛。そして青年の成長

そして全編からピンボール愛が伝わってくるだけでなく、惹きつけられたのは深町くんの成長。これといった特徴のない普通の青年だった彼が、山田さんと付き合いたいがためとはいえ伝説のハイスコア超えという難関にチャレンジ。やがて普通が普通でなくなり、山田さんや仲間たちに認められ、UFOさんという存在に近づいていく…。その過程、その描写がクゥ~っ!熱い、あつすぎる!彼の真剣な表情、そして仲間たちの笑顔を見ていると、沈んでいる心が晴れていくような、ビッグウェーブがモヤモヤを洗い流すような、そんな熱い波を感じます。

熱い世界をぜひ覗いて欲しい、おすすめの漫画

というわけで心震わす熱血青春恋愛ピンボール漫画、とよ田みのる著「FLIP-FLAP」のご紹介でした。かつてここまで熱くピンボールを描いた漫画があっただろうか?いや、ない!深町くんはUFOさんのスコアを超えられるのか?そして山田さんのハートをキャッチすることができるのか?それは本書を読んでのお楽しみ!気になった方、ぜひこの漫画でピンボールの世界を深町くん・山田さんと楽しんでください。おすすめです。

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