ダークな空気がプンプンでたまらない―小池ノクト著「蜜の島」 | ネットタイガー

ダークな空気がプンプンでたまらない―小池ノクト著「蜜の島」

大きな目をした少女が特徴的な表紙。以前から気になっていたモダン・ホラー、小池ノクト作「蜜の島」を読みました。全体的に黒を貴重とした絵柄。戦後間もない日本に漂う、昭和初期のどんよりしたダークな空気がプンプン臭ってきてたまりません。公式サイトで第一話が試し読みができます。地図に乗らない島が舞台なのですが、「存在するはずがない島」というのは古典的ながら、ミステリー・ホラー好きのハートをグワシッ、とわしづかみするキーワードで序盤からワクワク感が止まりません。

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あらすじと感想

終戦後、亡き戦友・貴船の遺言に従い、その娘・ミツを故郷へ送り届けようとする復員兵・南雲。しかし目的の「石津(いわず)島」は、存在するはずのない島だった…!?

戸惑いながらも、南雲とミツは何やら目的のあるらしい内務省の役人・瀬里沢とともに島に降り立つ。1ヶ月ほど島に滞在している瀬里沢の同僚・今村も合流し、南雲達はミツの家を探すが…。

朴訥としてはいるが、時代に取り残されたような、「日本」とは違うどこか不思議な雰囲気を持つ島民たち。そして閉鎖された島で猟奇的な展開が南雲とミツを待ち受ける…。

…といったところが序盤のざっとしたあらすじ。二巻まで読了しましたが、謎は深まるばかり。まだ「現代」になりきれていない、終戦直後のドロドロした日本と孤島の閉塞的な雰囲気、そして無邪気でどこか不気味な島民が、先の見えない恐怖を味あわせてくれます。この良い雰囲気を保ったまま、終わりまで読者をひっぱっていって欲しいなぁ。三巻も近日発売とのことで、期待大です。

ところでこの作品、女性陣が無駄に(?)カワイイくって魅力的。。

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