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ネットタイガー

おすすめの漫画・家族の日常などつらつらと。

ラストが印象的な小説

小説・書籍

 読後の余韻がある小説

ミステリーやホラーなどエンタメ系の小説を良く読みますが、これまでに読みきった小説からラストが印象深いものをご紹介。ネタバレは極力しないように気をつけますが、内容的にネタバレっぽくなってしまったらゴメンナサイ。

「火車」宮部みゆき

拙ブログでも何度か紹介しておりますが、私が宮部みゆきの最高傑作と信じる一冊。クレジットカードの普及を背景に、行方をくらませた女性を休職中の刑事が追う様子を丹念に描いたミステリー。

ラストを読んで一番はじめ感じたのは「え、そこで終わりなの?」という驚き。ミステリーって「事件発生→推理(途中経過)→解決→大団円」が基本的なパターンだとは思うのですが、読者の期待を見事に裏切った最後。でも「火車」はその特異なラストが「これまで」を浮き彫りにし、「その後」に対する読者の想像を掻き立てます。最後の強烈なインパクトにより、いつまでも忘れられない一作。

「ルピナス探偵団の当惑」津原泰水

もともとは少女向けの文庫に書き下ろされた二編を全面改稿、新たに新作一編を加えた「ルピナス探偵団」シリーズの第一作。オススメはその新作「大女優の右手」。女優が舞台で絶命し、その後遺体が消える。見つかった時には彼女に右手は失われていて…という謎を少年少女が解き明かすという寸法。

この「大女優の右手」はラストの一行が本当にすごい。ちょっと鳥肌が立つぐらい。作者はこの一行が書きたかったんじゃないかな、と勝手に想像。そしてそのラストから少し遡って本編を読み返すと、より物語の深さが浮き出てくる。何度読んでも飽きない一編です。

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「ポールウインナー」の「アイラック」って何よ

食べ物

食卓の味方「ポールウインナー」

ひょっとしたらローカルネタかも。

「ポールウインナー」ってありますよね。細長いソーセージが一本一本セロハンで包まれている伊藤ハムのソーセージ。サラダに入れたり炒めものに入れたり、もちろんセロハンを向いてそのままかじっても良しの万能ウインナー。我が家でもみんな大好き、食卓の味方です。

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そんなポールウインナー、うちの奥さんは「アイラック ポールウインナー」って言うんです。「アイラック食べる?アイラック」みたいに。アイラックって何よ、って思ったら確かにパッケージにも「アイラック」って書いてます。スーパーでも「アイラック ポールウインナー」という名称で売られているそうで。

www.itoham.co.jp

でも伊藤ハムのポールウインナー公式サイト見ても、「アイラック」とか書いてないんですよね。っていうか良く見ると「ロイヤル ポールウインナー」って書いてますね。何で???

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学校のイベント撮影にて

生活

子どもたちの写真を撮影

Canon

まあちょっとした笑い話、のようなもんですが。以前に妻が知り合いのお母さんから聞いたお話。

彼女は小学校の役員(PTA?詳細不明)の一人で、とあるイベントで写真撮影を任されたそうです。カメラマン役ですね。

後にイベントで撮影した写真をプリントに載せるために、子どもたちを手当たり次第に撮りまくっていたそうです。

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初めてミステリーのドキドキに触れた本

小説・書籍

あらすじ

外出前に少女が残した一言。

「今日は何の日か知ってるか?知らないんだったら階段の三段目を探してみな」

意味がわからずに階段に向かう母。そこには犬のぬいぐるみと共に謎の手紙が。

「ケーキの箱を見ろ」

居間にある箱に向かうも、母が見つけたのは第二の手紙。そしてそこにはさらなる指示が…。

果たして手紙にこめられたメッセージは?彼女は真実にたどりつくことができるのか?少女の真の目的は何なのか?

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「まるで天使のような」他、翻訳小説5冊紹介(※絶賛積読中)

小説・書籍

積読(つんどく)が貯まってきた

2016年5月20日の毎日新聞朝刊で、作家の津村記久子さんがマーガレット・ミラーの小説「まるで天使のような」を紹介されていました。同記事から津村さんの言葉を引用すると

正直言って、わたしが現在人間の心について知っていることで、実際の生活の中で 学んだものはほとんどない。八割がたは、マーガレット・ミラーの小説で教えてもらったからだ。なのでわたしからミラーの小説を読んだ記憶を消すと、三十八歳の八割引きで、だいたい七歳児程度にしか人の気持ちのわからない人間ができあがる。

うーん、心の形成についてプロの作家にそこまで言わせるマーガレット・ミラーの小説。一体どんなものなのだろうか…。てなわけでこの記事を読んだ少しのちに「まるで天使のような」を購入。しかしふと気づくと積読が貯まってきた。しかも翻訳小説ばかり…!

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というわけで絶賛積読中の翻訳小説をご紹介。本当は読んでから感想でも書きたいのですが、いつになるかわからないので追記するスタイルで!(多分)なお書籍紹介の引用はすべてAmazonより。

「まるで天使のような」マーガレット・ミラー 

まるで天使のような (創元推理文庫)

まるで天使のような (創元推理文庫)

 

山中で交通手段を無くした青年クインは、“塔”と呼ばれる新興宗教の施設に助けを求めた。そこで彼は一人の修道女に頼まれ、オゴーマンという人物を捜すことになる。だが彼は五年前、謎の死を遂げていた。平凡で善良な男に何が起きたのか。なぜ外界と隔絶した修道女が彼を捜すのか。私立探偵小説と心理ミステリをかつてない手法で繋ぎ、著者の最高傑作と称される名品が新訳で復活。

津村記久子さんが絶賛していたカナダの女性作家・ミラーのミステリー小説。こちらは2015年発刊の新訳版。半分ほど読みましたがおもしろいです。探偵役クインのひねた口調、嫌味にならないギリギリのラインがいい。発端がカルト系の宗教施設というのも海外っぽくて映画を見ている感じ。それにしてもこの小説の文章は読みやすい。翻訳がうまいんでしょうね。ちなみに津村さんは件の記事で同じくミラーの「殺す風」も感動的だった、と書かれています。が、こちらはプレミアが付いているようで…。

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